philosophyLe Mirage(ル・ミラージュ)の理念
Le Mirageの理念
株式会社J.N.VULCAN代表の野口 淳と申します。
このたびは弊社が運営する高級賃貸ガレージハウス「Le Mirage（ル・ミラージュ）」の公式ホームページにお越しくださいまして、誠にありがとうございます。本ページではLe
Mirage誕生の経緯および、ガレージハウス事業に対する弊社の理念を、私自身の言葉で忌憚なくご説明申し上げます。長文となりますが、ご興味があればご一読頂ければ幸甚です。
2022年9月現在、20棟を超える自社プロジェクトが御殿場～小山町エリアで進行しております。今回は、なぜ私がガレージハウスを皆様に提供する事を決断したのか、そして、車を心から愛する人間として、いかにして有意義なひとときを愛車と共に過ごしてきたのか、といったこれまでの経緯を、僭越ながら私自身の経験談、失敗談を交えてお伝えしたいと思います。
私の物語を振り返ること3年前（2019年の冬）には、自分自身が納得できるセンスのよい、ハイエンドな賃貸ガレージハウスは全く存在していない状況でした。単純に愛車を保管しておくだけなら良いのかもしれませんが、私の目的である「愛車と過ごす」という観点から設計、建築された賃貸ガレージハウスは皆無だったと思います。
若いころからの趣味である富士スピードウェイでのサーキット走行、箱根・伊豆方面への気ままなドライブ、生業でもある料理の研究開発～調理～撮影を心置きなく可能とするスタジオキッチン･･･それらを実現するための賃貸ガレージハウスは一体どこに存在するのだろうか･･･
そして、週末には気のおけない友人たちとパーティーをして、東名高速が渋滞であれば泊まってもらい、翌朝かっ飛ばして東京に戻ってもらう･･･そんな夢を叶えるための賃貸ガレージハウスを御殿場～小山町エリアで1年以上探しましたが全く見つからず、そのうち「ガレージハウスが見つからない」のではなく「そんなガレージハウスは存在しない」ことにやっと気付いたのです。
もちろん、今でも主流の「何の変哲もないガレージハウス」は点在しておりましたが、良くも悪くも一般的によくあるアパート然とした外観、ステレオタイプの賃貸マンションで見かける色気のないキッチン＆風呂場、お手洗い、ライティング･･･そこには「車を保管して泊まれる」という考え方があるだけで「愛車と過ごす」という哲学がありません。
私は、そういった「普通」が累積した結果の、一般的な賃貸ガレージハウスに強い拒絶反応がありました。もちろん、その存在を否定するわけではありません。私の理想とするガレージハウスでの生活、愛車との過ごし方にはマッチングしなかっただけです。
賃貸ガレージハウスを諦めかけていたころ、お気に入りの御殿場のBAR（アスコットハウスという素敵なオーセンティックバー）にて、所属するレースチームの大先輩とコルドンブルーのロック片手にふと「賃貸でダメなら自分で建てれば？」と言われ、視野が一気にパーッ！っと広がったことを今でも鮮明に覚えています。
翌日から二日酔いも忘れ、喜び勇んで土地探しをしたわけですが、現実はそう甘くはありませんでした。ガレージハウスと一般住宅では適した立地要件が大きく異なり、また、普段は東京で暮らしている私が御殿場～小山エリアの土地勘、相場など理解できるわけもなく、むしろ賃貸ガレージハウスを探すよりも、ガレージハウス向けの「土地探し」のほうが難易度が高いことを実感しました。
ここで、ガレージハウスに適した土地の要件を今一度確認してみました。まず高速道路のインターチェンジ至近であること、積載車（ローダー）を横付けできる道路沿いであること、気軽に洗車やメンテナンスができるスペースがあること、早朝、夜中に到着しても買い物可能なコンビニやスーパーが近くにあること、非日常を感じる富士山・箱根連山を望めること･･･
何よりも、賃貸物件と違って、土地を購入＝資産となると「絶対に失敗できない！」「二度と変更できない！」という使命感がムクムクと芽生え、土地を決めるだけで相当慎重になってしまいました。まさか、あのBARで決断した夜から１年の歳月を費やすことになるとは思ってもみませんでした。
先述の通り、建物に関しては無限に工夫できますが、土地（ロケーション）だけは何も変えることができません。「ロケーションが何よりも優先される」は当社のガレージハウス事業の理念ですが、その用地取得こそが最難関問題であり、逆に言えば弊社のコアコンピタンスとなっております。
私自身も最初こそ大変苦労しましたが、様々な困難を克服して、納得できる土地だけを次々と準備することが叶っております。御殿場～小山町に根差す企業だからこそ知りうるベストロケーションを迅速に、適価で取得することが可能です。ぜひ、既存のLe
Mirageガレージハウスのロケーションをその目でご確認ください。
また自分自身が実際にガレージハウスで過ごした経験によって培ったソフト面の充実も、Le
Mirageの魅力の一つと自負しております。毎日暮らすわけではなく、余暇を過ごす別荘的な使い方をする場合に「こんなサービスがあれば」を具現化することに力を注いでおります。
私自身のガレージハウスライフで苦労したこと、煩わしかったことをLe
Mirageのご入居者様に繰り返してもらいたくありません。例えば滞在期間に出るゴミの処理、不在中の愛車メンテナンス（定期的なエンジン始動やガレージ・部屋の換気）、ガレージハウス内外の清掃、リネンやアメニティの交換、クリーニング、大型荷物の受け取り、サーキットサービス、自宅とガレージハウス間の車両運搬など枚挙に暇がありません。
お恥ずかしい限りですが、先日の東京に戻る高速の途中、ちょうど厚木ICあたりで「あ･･･ガレージハウスの鍵を閉め忘れたのでは･･･」といきなり不安になり、そこからUターンして御殿場まで戻ったり（鍵はきちんと閉まっており、ムダな往復となりました）、久しぶりにガレージにある愛車を動かそうとしたらバッテリーチャージをし忘れていてセルが回らなかったり、大型の荷物を受け取るタイミングが合わず苦労したり、リネン類に友人の毛髪が残っていたことで後日家内にいらぬ嫌疑をかけられたり･･･
私自身のそのようなほろ苦い経験を活かした「別荘以上、ホテル未満」のソフト面のサービス提供に注力してまいります。もちろん全てのご入居者様が必要とされるわけではありませんので、いずれのサービスもオプションとして選択可能です。
「御殿場～小山エリアでガレージハウスを借りたい」から始まった私のガレージライフの夢。満足出来るガレージがなければ建設すればよい。しかしこの地でガレージハウスに最適な不動産を求めるという不合理すぎる時間と労力。僭越ながら、私と同じような気持ち、勢いでガレージハウスを求めたい方々へ私が出来る事とは･･･。
至れり尽くせり、とまではいかなくとも、ご入居者様が御殿場～小山エリアでの愛車とのガレージハウスライフを満喫できるよう、お客様の気持ちになって今後も発展してゆく所存です。ぜひ弊社の高級賃貸ガレージハウス「Le
Mirage」シリーズを心から堪能してくださいませ。
最後までお読み頂き、心より感謝しております。
2022年9月5日
株式会社J.N.VULCAN
代表取締役社長 野口 淳
賃貸ガレージハウス／ル・ミラージュシリーズ
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